全国事務所建築着工床面積の見通し

全国の事務所建築の着工量は、オフィスワーカー数の伸び、経済成長率及びオフィスの空室率に依存している。これから推計した過去の着工量と実績とは図1のようになる。

図1 全国着工床面積の動向の要因分析

以上の予測式から推計すると全国の事務所着工量は2003年から2004年の景気回復を受けて上向きになると予測されるが、その後経済成長率が2%程度であれば、1,500万uを回復するものと見込まれるが、1%台に低迷すれば、約1,000万u程度にとどまるものと予想される。また、3%程度の高成長が続けば、年間2,000万uの大台に向かうであろう。

 

図2 全国事務所着工量の予測

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