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地域イメージの分析
1―3.福岡市のイメージ

 

・福岡市は、転勤族には、札幌市と並んで最も人気がある都市である。出張族にも人気がある。日帰りの場合でも、空港が近く最終便も遅い(東京行き夜9時)ので、8時くらいまで中洲で飲んでいられる。

・年に1回くらい行く人から見ると、行くたびに何か新しいものができていると感じるであろう。最近では、キャナルシティ。その前は、福岡ドーム、アクロス福岡、福岡タワー、ホテルイルパラッツィオ、シーサイドももち、マリゾン、ベイサイドプレイス、イムズ、海の中道公園など。さらに、天神周辺の再開発によって、また新しいまちになろうとしている。(→プロジェクトマップへ)

・福岡市は、我が国におけるアジアへの玄関口であるとして、焦点を絞った国際交流都市形成をめざしている。歴史的にも地理的にも近い韓国@中国との関係の中で、貿易振興策や企業誘致策のみならず、本当に外国人の生活に必要となるもの、例えば、インターナショナルスクールは、地元財界が主体的になって整備している。

・スポーツの面でも、福岡国際マラソンは全国区の知名度になっているし、ユニバーシアード福岡大会も成功させた。ホークスがやってきて、官民あげて盛り上げており、福岡ブルックスをJリーグに昇格させた。

 

[福岡市のイメージづくり]

 いつも何かやっていると感じさせる都市である。現在の不況時でも、ソフト@ハード両面でプロジェクトが連発しており、それが全国的に聞こえてくる。

 いわゆる「九州の首都」というポテンシャルはベースとして当然あるが、自分のこととして主体的に動く財界や個別の民間企業と、それをバックアップする行政があってできることである。(→つづく)

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